ここでは、弊社工場の生産の流れをご説明致します。
安心で安全な製品をお届けする為にそれぞれの工程でチェックできる仕組みを構築しています。
STEP1 原料、資材の搬入工程
原料や資材を建物内に搬入する際は外気が建物内に侵入しますので注意が必要です。その時に、虫や異物が建物内に入ってこない様に必要なときだけシートが開く仕組みになっております。さらに、搬入口に殺虫灯や防虫対策をしているLEDを使用する事で虫の侵入を防いでいます。
STEP2 納品された原料、資材の品質チェック工程
納品された原料や、容器、箱などの資材が適正な品質かをチェック致します。この段階で品質に問題がある場合は今後の工程でも改善される事はありませんので厳重に行います。
STEP3 スタッフの衛生工程
資材、原料と同じ様にスタッフが入出する際も注意が必要です。虫や異物と一緒に入出すると作業所内で異物購入の原因になります。さらに、スタッフ自身から発生する異物(髪の毛やフケなど)にも注意が必要です。弊社では建物に入った段階で上履きに履き替え、さらに製造、生産の作業所内に入出する際は作業服に着替え手洗い、アルコール消毒、エアシャワーなどを使用し外部からの汚染物質が持ち込まれない様に徹底しております。
STEP4 バルク製造工程
決定された処方と製造指示書の手順に従い、各原料を調合していきます。商品の処方内容や内容量や数量にあわせて適切な装置を使用できるように釜サイズを50kg〜1300kgまでご用意しております。ここで製造されたバルクは充填作業にあわせて取り出しを行います。取り出しが終了すると次の製品製造の為に部品を分解し洗浄の工程を行います。
STEP5 品質管理チェック工程
製造されたバルクが適正な品質を保っているかチェックを行います。処方内容や使用用途によって測定項目は変わりますが物性テストと無菌室での微生物検査を行います。ここでの検査を合格しないバルクについてはこの後の工程に行く事ができません。
STEP6 充填工程
バルクをそれぞれの容器に充填する作業を行います。充填エリアはクリーン度を手術室と同じクラスを維持し異物混入が起こらない様に適正に管理されています。さらに、化粧水や乳液などの充填前には容器内部のエアー洗浄を行いバルクを充填致します。充填された製品は重量チェッカーを通り予め登録されている重量の範囲内(多い、少ない)であるかどうかを自動で判別します。これらの設備はバルクの特性や容器の形状や大きさなどによって使いわける事で品質を保ちながら効率良く生産する事が可能となっています。作業終了後は次の製品製造の為に全ての部品を分解し洗浄工程を行います。
STEP7 仕上げ工程
充填が完了した商品はそのままコンベアを流れ仕上げ工程へ移動します。ここでは箱入れやラベル貼りなどの工程を行います。この際に外見に傷がないか、指示通りの仕様になっているか、ロット印字がされているか、などを最後は人の目で確認致します。このチェックはベテランのスタッフが行い、輸送箱に入れる際も再度チェックしています。
STEP8 倉庫移管
でき上がった製品は、パレットに積まれ出荷までの間、専用倉庫に大切に保管されます。